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かぜのねのトイレ


1階のトイレ、皆さん使用されたことあるでしょうか。大きいです。欧米のトイレのように大きいです。あるおじさんは、「広すぎて、緊張しちゃうな…」と言ってました。カギを閉め忘れた時のことをシミュレーションすると確かにちょっと焦ります。でも私はこのトイレに愛着があるのです。
 

このトイレは1階の改装の時に新たに作りました。改装の設計(デザイン)は、元同僚の建築の先生にアドバイスをいただきながら自分たちで考えたのですが、一番悩んだのがトイレの場所でした。--pagebreak--今となってはこれ以外の部屋の配置は考えられませんが、当初は様々な案を考えていました。トイレの広さを今の半分にして、あとの半分を物置にするという案もあったのですが、そうすると窓から光が入らなくなってしまいます。

私の中でお店のトイレは非常に重要な位置を占めていて、他のカフェのトイレを見るのが楽しみでさえあります。なんだかそのお店の雰囲気がきゅっと詰まっているような気がして。なので、やっぱり日の光が入るトイレにしたい。ということもあってあんなに大きなトイレになりました。1階の部屋の中で、トイレが一番日当たりが良いんですよ。 

こうやって、季節の草木を飾り続けられたらいいな。ちなみに窓にかかっている布と花器の下に敷いてある織物はスタッフのまどかちゃんが織ったものです。配色がとても気に入っています。
 

トイレといえば、お手拭きの布もぜひ注目してもらいたいです。昨年の開店前にスタッフ内で議論しました。手を拭くために紙を置くのは、論外。使い捨てでもったいないですからね。かといってタオルを置いても、知らない人が手を拭いたもので自分の手を拭くことに違和感がある人もいるかもしれません。ならば自分たちで洗える簡単な布を置こう、ということになったのです。でもこの布を洗って干してたたむという作業は、忙しい日は特に手間に感じます。混んでいる日はあっという間になくなってしまうお手拭き。役に立ってよかったと思いつつも、あの作業の成果があっという間に消え去ってしまうのは複雑な気分です。

 

こうやって書いていると、つくづく鈍くさいことをしているなぁと思ってきました。でも時々あのお手拭きを絶賛してくれる方がいると、やっぱりうれしいですね。もっと良い方法が見つかるまで、地味に洗いものをしようと思います。
 

トイレの消臭剤としては、at hanayaさんのヒバスプレーを使っています。好評なので、カフェでも販売し始めました。洗面器の泡のハンドソープも同じくat hanaya製です。こちらも近い将来販売できたらいいな。at hanayaさんは手作り石鹸と米粉のスイーツを作っています。興味のある人はぜひウェブをチェックしてみてください。
http://www.at-hanaya.com/
 

トイレの壁にはかぜのねで行うイベントのチラシなども貼ってあります。ぜひかぜのねのトイレをご堪能ください。
 

 

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