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第4の女


かぜのねは協同経営で運営しています。お料理を担当しているこうちゃん、喫茶の責任者のまどかちゃん、そして私の3人はお店に来られる方はよく見かけるかと思います。でも実は協同経営者は4人いるのです。第4の女は海南友子。映画監督です。東京と大阪を行ったり来たりしていてなかなかお店には来れませんが、実家が自営業だけあって、経営相談中心に心強いパートナーです。その彼女、ここ数年はいつもにも増してあちこちの国へよく行くなぁ…と思っていたら、映画が出来上がっていました。「Beautiful Islands」という映画で、京都シネマにも7月末にやってきます。--pagebreak--
 

 

この映画はツバル、ベネチア(イタリア)、シシマレフ(アメリカ)の3つの島に住んでいる人たちを丁寧に撮っているドキュメンタリーです。これらの3つの島に共通しているのは、気候変動に地元の人々の生活が大きく影響されているということです。ツバルのことはご存じの方も多いかと思いますが、今世紀末には島自体が沈んでなくなってしまうだろうと言われています。私は先日試写で見せてもらったのですが、ベネチアの映像は意外でした。シシマレフの人々の生活も興味深かった。どの地域でも、そこに住む人々の表情がとてもよかったです。特にお祭りの用意をしていたり、狩りをしていたり、ものづくりをしてしている男性陣の顔がいきいきとしていたのが印象的です。ツバルの音楽というか祭りのシーンは圧巻でした。本当に楽しそう! こんな生活が奪われるなんて、たまんないだろうなぁ…。
 

以下のサイトで予告編を見ることができるので、ぜひ見てください。
  「ビューティフルアイランズ」 http://www.beautiful-i.tv/
 

それにしても、私たちがかぜのねの運営であたふたしている間に、こんな映画を作っていたんだ…とびっくりです。彼女のこれまでの作品はこれでもか!というほど重い内容のものばかりでした。今回もテーマは重いですが、映像自体はとても美しいです。淡々と現地の人々の生活を記録していて、そこに一緒にいるような、そんな映像です。
 

皆さんも7月末にはぜひぜひ京都シネマに足を運んでくださいね。7月24、25日にはかぜのねで海南監督とともに関連イベントを企画中です。こちらもお楽しみに。チラシを置いてくれる場所も募集中です!

 
 

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