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6.11ピースウォークの報告など


長いことブログの更新が止まっていました。再開する元気が出てきたので(いや、落ち込んでたわけでは全くないんです)、久しぶりに書きます。今回は脱原発のアクションについて。
 

お知らせのところでも案内したように、6月11日(土)は世界中で脱原発100万人行動があり、京都でもいくつかのアクションがありました。かぜのねも「LIFE FOR LOVE 611京都ピースウォーク」の協力団体にお誘いしていただきました。--pagebreak--はじめは「うちはいわゆるNGOや市民団体じゃないんだけど…」と戸惑っていたのですが、目指す方向は同じだし、何よりも声をかけていただいたことをとても光栄に思ったので、名前を連ねさせてもらうことになりました。
 

よくよく考えたら、アクションはいわゆる市民団体の専売特許じゃないんですよね。いろんな形の参加があった方がおもしろいなぁと今では思います。
 

当日は14時前から京都市役所前にぞろぞろと人が集まってきました。私も昼のシフトをまどかちゃんに代わってもらって参加。実は私、これまでもいろんなデモに参加してきています。これまでのデモやピースウォークとの大きな違いは、若いお母さんが多いことではなかったでしょうか。小さな子連れの方がたくさん来ていました。もちろん、これまで地道に活動してきた年配の方や、環境NGOの人たち、学生っぽい人たちやサーファーもボードを持って参加していました。海外から来られたと思われる方も結構いました。かぜのねでよく見る方もたくさん参加していました♪
 

 


しばらく市役所前で主催団体などが話をして、14時半からウォーク開始です。この日は京都でもいろんなアクションがあるから警戒していたのか、警察の人が多いような気も。ピースウォークには600人以上の人たちが参加したそうで、一番後ろを歩いていた私はウォークの全貌は正直わかりません。前の方は音楽やら歌やらで盛り上がっていたところもあったようです。しかし、最後尾はママ&子どもたちが徐々に増えてきて、何ともほんわかーな雰囲気でした。普段は警察が「早く歩いて!詰めて!」と結構せっついてくるのですが、この日はさすがの警官もほとんど何も言ってきませんでした。子どもがぐずって、最後尾から何メートルと間が空いても、何も言わず待っていてくれました。若い警官はオウムのように「詰めて、詰めて」と相変わらず言っていましたが、たぶん子どもを持っている警官たちはお母さんたちの大変さがわかるのでしょう。警察官も人間だもんね。
 


 

いや本当に、今回は「お母さんたちはスゴイ!」と思いました。きれいな、かわいい若いお母さんたちがたくさん参加していたのですが、子供がぐずりだしたら、ヨイコラショっと子どもを抱えて長い距離を歩くのです。一人でも大変なのに2人もいるお母さんはもう私だったら…と思うと恐ろしくなる状態なのに、結構平気。そして周りの若い人たちもベビーカーを押したり、赤ちゃんを抱っこしたりと、助け合っていました。
 

私はピースウォークのように自分たちの意思を直接的に表現することって、時にはとっても重要なことではないかなと思っています。今はまさにその時。仕方がないからと言ってまた原発に頼った生活を続けるのか、他の方法を選ぶのか。今を生きる私たちが選ばないと。
 

原発は3.11の事故で危険だということが嫌というほどわかりました。そして同時に、このエネルギーは一部の人たちの犠牲の上に成り立っているということも。原発の周辺に住んでいる人たち、原発で働いている労働者の人たち、原発に必要なウランを採掘する人たち、そして未来世代の人たち…。でもこれって原発だけではなくって、私たちが生活している社会には同じ構造で成り立っていることがたくさんあります。
 

私は一部の人たちの犠牲を前提とした社会で生きていくのはもうイヤです。もっと納得したエネルギーを使いたい、ライフスタイルを選びたい、働き方をしたい。それって、すぐにはガラッとは変えられないけれど、みんなで知恵や意見を出し合ってい行動していったら、徐々に近づいて行くんではないかなぁーっと、結構楽観的に考えています。それに、こういった過程って、実はとっても楽しいことだと思うんです。
 

ということで、これからも意思表示をするべき時はして、日常的にはかぜのねを舞台に、納得した生き方を模索する試みを皆さんと続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお付き合いくださいませ。
 

(あー、一回書き始めると、長くなってしまう…。ここまで読んでくださってありがとうございます。)
 

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